2025/07/16

【最終回】おちんぽエッセイ vol.5|チンポにおててを添えて〜しあわせ南無〜

この前、実家に帰っていたら、

父が股間を押さえながらトイレに駆け込んでいった。


頻尿らしい。

急に尿意を催すらしい。


私には、ペニスがない。

チンポコを押さえることで、尿意が和らぐのか——不思議だった。


トイレから出てきた父に、聞いてみた。

「意味はない」と言われた。


電車でも、大きく股を開いて、ポコチンらへんに手を納めている男性たちがいる。

彼らは、リラックスしているようだ。


チンチンは、男性にとって——

誇りでもあり、恥じらいでもある。


そんなチンポに、耳をあててみる。

波の音がした。


チンとして、ポ。


あの日の詩が、また聞こえた。



前回の記事はこちら💁‍♀️おちんぽエッセイ vol.4|朝顔と朝勃ち

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