2025/05/31

L’Impératrice - Agitations Tropicales 歌詞和訳(抄訳)

L’Impératrice(ランペラトリス)の「Agitations Tropicales」を和訳(抄訳)しました。


インタビューによると、この曲は6世紀のビザンティン皇后テオドラにインスパイアされ、

欲望やビザンティン帝国の全てを再解釈しようとして作られたものだそうです。

はっきりとしたテーマとしては、

テオドラが宮廷の人々と旅をし、ジャングルでグループセックスをするという内容だと語られています。


テオドラは性的に自由奔放で、

当時の娼婦たちにも寛容な態度を示していたり、

「誰とでも寝ていた」「とびきりの美女だった」などと言われていたらしいです。


こうした背景を踏まえ、

私自身の解釈を加えて抄訳しています。

初めて聴いた時、相対性理論(バンド)を思い出したので、それっぽく訳しました。



Cortège en partance

Vers des latitudes impudiques

ごきげんな御一行がふしだらな方角へ出発して

Éclabousser l’éminence

Pacifique

むくむく膨らんだところをゆっくり濡らす


Monarque ingénue et fière

天真爛漫で大胆な女帝

Elle seule domine

彼女だけが支配する

L’assemblée, docile, chemine

ぼんやりと集まった男女は

Vers son parfum thérémine

テルミンみたいに囁く彼女の香水導かれる


*Agitations tropicales

トロピカルな胸のトキメキ

Créatures astrales

星みたいに輝く存在たち

Courtisanes en transe

うっとりとした高級娼婦たち

Soupirants de l’Élégance idéale

完璧な恋にため息をつく人々


Agitations tropicales

トロピカルな胸のドキドキ

Symphonie spatial

惑星に響くシンフォニーの中で

L’équipage avance

あの御一行は進む

Épousant l’exubérance impériale

帝国の奔放さを抱きしめながら


Fuir les apparences futiles

薄っぺらい雰囲気が出ちゃってる

Les beautés mécaniques

はりぼての美女たち

Pardonner la décadence

Organique

帝国はデカダンスに踊らされるまま


Sous son écorce impassible

彼女の無表情な外殻の奥に

On devine

私たちはそっと気づく

Sa lascivité mutine

あの女の奔放な妖艶

Sa tendresse libertine

あの女の放蕩的な甘さ


*繰り返し




※ネット上に掲載されているものを参考にしつつ、

耳での聞き取りや解釈をもとに、独自の日本語訳(抄訳)を作成しています。

日本語訳部分の無断転載・無断使用は固くお断りします。


1 件のコメント:

  1. Varnish La Piscineってラッパーの曲、聴いたことなかったら聴いてみてください。Tyler the creatorの雰囲気に近いトラックでフランス語でラップしてます♪

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