今日、『きたまくら』という私が作曲した曲の禁断の多数決のカバーMVが削除された。
サブスク配信も、現在停止の手続きが進んでいる。
この件に関しては、私が当時まったく納得できない形で配信が行われていたため、配信停止を求めて関連者にメールを送った。
その後、迅速に削除対応がなされた。この対応の早さ自体が、当事者側も問題性を認識していた可能性を示唆している。
私はこの出来事を、ただ「配信が止まったから終わり」とは思っていない。
むしろ、私が作曲した『きたまくら』のカバーMV削除に至った経緯と、その撮影背景にあった倫理的問題について社会的な記録として残すものである。
個人的な感情だけでなく、同様の問題が二度と繰り返されないための「事実の記録」として公開することを目的としている。
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きたまくらMV撮影の背景について
このMVには当時14歳の未成年出演者が出演していた。
親の同意は取られておらず、撮影は、ほうのき氏の自宅で行われた。
その自宅には、未成年出演者1人とほうのき氏の2人だけだったという。
報酬は昼食代程度。
証言によると、撮影時にはセクハラ発言や身体的接触を求められたという。
当時子供だった出演者は断れなかった。親にも言えなかった。
私はこの事実を、当該出演者本人からの証言として受け取っている。
この場を借りて、あらためて勇気ある証言に感謝したい。
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私のスタンス
私の曲がこうした倫理的に問題のある映像の中で使用されていたことを、私は到底許容できない。
だからこそ今回、この記事を書く。
また、これは単なる「私の作品の問題」ではない。
未成年搾取の構造が音楽や映像制作の現場に平然と存在しているという事実そのものが、大きな問題だと思っている。
私はこの事実を記録し、同じような状況に置かれた人がいないかを問いたい。
もし心当たりがある方、似たような状況で声を上げられずにいた方がいれば、私でよければ相談に乗ります。
無理に名乗り出る必要はありません。
まずは話す場があるということだけ、ここに記しておきます。
連絡先
X(旧Twitter):BLACK VAGINA @peachyhole
mail: kitamakura.issue★gmail.com
※ 本記事を通じて同様の被害についてご連絡くださる方がいらっしゃった場合、私自身は法律や医療の専門家ではありません。すぐに対応をお約束することはできませんが、必要に応じて信頼できる相談先を探すなど、慎重に対応を検討させていただきます。証言を即時に公開したり、断定的に扱うことはいたしません。
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今後について
この件について、MVは削除され、サブスク配信も停止手続き中だという。
しかし、正式な謝罪は一切受けていない。
人の曲をほぼ無断で使い、不誠実な形で公開し利益を得ていたことへの謝罪も、
その映像の中で未成年が搾取されていたという事実への責任表明もなかった。
削除さえすれば責任は問われない、そう考えているように映る。
この記録は一つの事実として、ここに残します。
そしてこうした状況が二度と繰り返されないように、問題提起として公にする。
そして、私の作品がこうした形で利用され続けていた事実、またその背景にあった倫理的問題については、記録として残す責任があると考えています。
今後、万が一法的対応がなされる場合には、私としても正当な権利の行使を含め、適切に対処するつもりです。
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補足
※本記事内で記載した内容は、当事者の証言と私の確認した事実に基づいています。
※出演者のお名前等は明記していませんが、映像から結果的に特定される可能性があることについては、出演者ご本人にもお伝えし、確認をお願いしています。
※記事は公開にあたり、出演者本人(未成年当時出演)にも確認を取り、ご了解をいただいた上で掲載しています。
※本記事は当事者の証言と確認した事実に基づき社会的記録として公開するものであり、攻撃や中傷を目的とするものではありません。
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