私のブログ、基本的にコメントはあまり来ません。
あんまり人が見ていないせいもあるでしょう。
とはいえ、コメント欄には一応メッセージを表示しています。
「コメント気軽にどうぞ。返事はしません。でも、読んだら笑うかも。」
──ラブレターって、返事が来ない前提のほうが送りやすいと思ったからです。
このブログを読んで何かがうっかり漏れ出ちゃった人の声を、
私はいつでも受け取れるようにしてあります。
けれど、まれに人間の滑稽さが滲み出た貴重なサンプルが採れることがあります。
今日はそのなかでも群を抜いて味わい深い一件をご紹介します。
⸻
以下、原文まま:
禁断の多数決の記事から過去記事を遡りはじめましたが、その件についてはあなたの主張に同意ますが、それ以外の過去ログの内容、いくらなんでもひどいですよ。他人を嘲笑する内容ばかりで、ほかにないんですか?
― 該当記事:「浅ましい女たち」コメント欄より
⸻
このコメント、じわじわとくる味わいがあります。
まず、「禁断の多数決関連の記事から飛んできた」という自己紹介的な導入。
そこから私の主張に「同意します」と、まさかの敵陣からの頷き。
そして、他の関係のない記事も読み漁ってしまったという告白。
一瞬ファンかと思わせておいて、**「他の記事ひどい」**と急転直下でジャッジを下す。
このツンデレ構造と手のひら返し。歪みすぎていて、もはや美しいとさえ思えるのです。
⸻
もちろん、なかには好意的なコメントをくださる方もいて、
本来ならそちらに感謝を伝えるべきなのでしょう。
でも、どうしてもこういう“人間くさい”コメントに心惹かれてしまうんです。
思わず出てしまった歪みや、自覚のない浅ましさに、
人間の本質がポロッと垣間見える瞬間がある。
そういうのを見ると、ちょっとだけワクワクしてしまうんです。
⸻
X(旧Twitter)でも、クソコメントの検体を募集したところ、
少しばかりコメントが増えたのですが、あまり面白くなかったので、
ここであらためて私の好みを提示しておきます。
解剖されたい方はぜひ、お気軽にご参加ください🎵
0 件のコメント:
コメントを投稿
気軽にコメントどうぞ。
返事はしません。でも、読んだら笑うかも。