今日、精神科の帰りに電車で考えていた。
友情って、株式投資と免疫システムの両方に似ている。
株式投資としての友情。
得られるリターンは「楽しさ」や「共感」。でも、そこに過剰なストレスというコストがかかるなら、その銘柄はもう手放した方がいい。お金が生まれない友情で赤字を垂れ流すほど、私は寛容じゃない。
免疫としての友情。
「嫌なやつと関わらなくなったら楽になった」と医者に話したら、「耐性がなくなるとそれはそれで大変」と返された。たしかに、免疫をゼロにすれば身体は楽だけど、いざ病原体に出会ったら無防備に倒れる。友情もきっとそうで、ストレスを与えてくる人と多少は関わらないと、社会に出た時に打たれ弱くなるのかもしれない。
でも、私は仕事でなら耐性をつけられる。イライラしても、そこには「お金」という確実なリターンがある。
だから友情には、もう投資しすぎない。免疫をつける場所は、友情じゃなくて仕事でいい。
友情とは、私にとっては配当の出ない株式であり、わざわざ感染する必要のないウイルスだ。
大人になった私は、それを理解して、ようやく手放せるようになった。
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