昔、イタリア人の友達と遊んでたら、
彼女のスマホに「Sayonara」って名前で着信があった。
なにそれ?!って聞いたら、
「ブラジル人のヨガの先生だよ」って、あっさり。
──そんな名前、あっていいの?
調べてみたら、
ブラジルには「カゲロウ」とか「フジヤマ」とか、
響きだけで付けられた日本語ネームがけっこうあるらしい。
<サヨナラ>も、確かに実在しているようだった。
どうやらエキゾチックで、
カッコよく聞こえるらしい。
私たちが「エリザベス」「アレクサンドロス」って響きで勝手にときめくみたいに。
──それなら†破壊神†だって、地球では、ただの名前になるかもしれない。
名前って、本来もっと自由でいい。
意味不明なカッコよさも、国が違えばただの“文化”。
「厨二病」は、世界基準ではまだ未発掘の才能かもしれない。
日本で厨二病続けるには、ラッパーになるしかない。
でも、
救いは、ブラジルにあった。
⸻
世界のどこかに「サヨナラ」がいて、
今日もバランスボールの上で「ナマステ」って言ってる。
破壊神たちはまだ、
日本のネット掲示板に封印されたままだ。
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