また小学生の頃の話。
トイレに入ったら、叫び声が聞こえて和式便所の周りに人集りができていた。
近寄ってみると、白い便器の中に黒くろとした大きな一本糞が見せつけるように流されないまま放置されていた。
立派な糞の周りには、お尻を拭いた跡はなく、確実に誰かに見てもらいたいというメッセージが込められているのを感じた。
こんな大きなうんこを一体誰がするんだろ、女子トイレだし、しかも流さないなんて、、、もしかして、授業中に変質者が忍び込んだり、はたまた異常な教師がこんなことしているのかなと私は怖くなった。
でもある日、私はその犯人を目撃してしまうのです。
あれは確かまた小学3年生の頃でしょうか・・・
その時はいつも使うトイレではなく、どこか他のトイレに入った気がする。廊下には人気がなくて、トイレにも誰もいないだろうなって思ったら先客がいた。
先客は2つ上の学年の大人しそうな女の子で、ちょうど個室から出て、手を洗って去っていった。
そう言えば、トイレから出てきたばっかしなのに流れた音がしないな、と私は違和感を覚えた。それにトイレから出てきた瞬間、彼女と目があった時の雰囲気もおかしいと感じた。
そこで私はピンときて、さっきまで女の子が入っていたトイレを覗いてみた。
すると、大きな糞が威風堂々と便器の中に鎮座していた。
それもまたトイレットペーパーなども被さっておらず、見せつけるように。
うわ、やっぱり、、、イヤなもの見てしまったな、と思って他の個室で用を足そうとその個室から出ると、先ほどの女の子が戻ってきて私が異変に気付いていないか確認しにきていた。
うんこ流し忘れてますよ、と咄嗟に言えるわけもなく、私は逃げるように他の個室に入った。
まさかあんな大人しそうな女の子がこんなテロ行為の犯人だと知り、驚いた。
世の中にはいろんな人がいるんだ、と勉強にもなった。
今朝の東京は今季1番の冷え込みを記録し、こんな寒い中野糞したら湯気が立つだろうなって思ったのでブログに書きました。終わり。