2018/12/25

さようなら

2018年ももうすぐ終わる。
今年は無職だった時期があって、布団の中で腐って、
でも、体は健康そのもので、エネルギーだけ有り余ってる時期があった。
だからなんだか一年の終わりという感覚がなぜかあまりない。

マンション住まいだった時、2000年問題がどうとか言って親がミネラルウォーターを買い溜めてたことがあった。
いろんな不安がある時代に生まれた人はもう18歳になっていて、私も気づいたら25歳になっていた。

ニュースによると天皇もなんか疲れたらしく、早期引退ということで、それに当たって元号も変わっちゃうらしい。

平成生まれです、というと昭和の人は やだぁ〜若い なんて言ってくれるて、
若さなんて、と普段は思っているけれど、ちょっと嬉しかった事もあった。

なんかちょっと切ないね。

2018/10/04

女性自身

最近お尻の筋トレしてる所為かあそこの締まりが良くなった気がする。タンポンがキツイの。

昔、金髪でガム噛みながら授業受けてる女に女子トイレで
「生理になっちゃったの。ナプキン持ってる?」って聞かれた。
「タンポンなら持ってるけど」と答えたら、
「なんかタンポンいれるの怖いからいいや...」って返事が返ってきた。

なにが怖いんだよ。チンポはいれてるくせにって思った。



2018/07/22

同期のX君は自分の名前が言えない

新卒で入社した会社の研修で同期のひとりにX君という変わった子がいた。

一番キチガイじみたプログラムがあった研修4日目の夕食時間、私は同期の誰よりも早く食べ終え、一人喫煙所に向かった。

というのも、夕食中に同期の一人が「ちょっと明日から諸事情で研修を離脱する同期がいるから、夕食終了時間19時にみんな写真撮るために集まろう〜全員参加ね!」とか言うので、仕方なく皆が集まる所に行こうと、素早く一服終え、エレベーターに乗った。

そしたら、カップ麺を持った同期のX君も乗ってきた。


この時、私はX君とは話したことはまだ無かったのだけれど、いつもオドオドしていて、異様な雰囲気を持ち合わせている人だったので彼の存在はなんとなくわかっていた。

そして人付き合いが苦手そうなX君は一番キツイ研修で参ってしまって、一人でゆっくり静かに夕飯を食べるためにコンビニで買い物してたんだなと察した。
だけど、これから同期全員また集まることを知らなそうだから一応教えてあげようと思い、声を掛けた。

「これから写真撮るためにまた集まるみたいだよ。でもカップ麺伸びちゃうし、これから食べるよね?君のグループと一緒にいる人に遅れることを伝えておこうか?君の名前を教えて」


集合に遅れても、最悪来なくても平気だろうと思ったから私は気を遣ってこのようにX君に集合があるということを教え、そしてこの時まだX君の名前を知らなかったので、彼の名前を尋ねた。


するとX君は


「えぇ...あ...あっ、集まるンですか?!!!」


エレベーターの隅に体をビクッと寄せ、すごく驚いたような、恐怖に満ちた様な表情で私の質問には答えず、聞き返してきた。


「まあ大した用で集まるわけじゃないし、一応なんかあったら困るから伝えとくから名前教えて」


とX君を落ち着かせるために、一言添えて再度名前を聞いた。

するとX君は

「い、いっぺいちゃんです。」

と答えた。
そしてエレベーターが私が降りる階に着いたので
「いっぺいちゃんね。グループの人に伝えとくわ。」
と言って私はエレベーターを降りた。

その後、集合時間になり、その場にX君は居なかったので、X君といつも仕方なく一緒に居たグループの人たちに

「なんかいっぺいちゃんっていう子がカップ麺持って、部屋に行っちゃったみたいだよ。いなくて平気かな?」
と言うと
グループの人は
「いっぺいちゃん?誰それ。知らないけど、大丈夫じゃない?」
と返して来た。

私はそこでハッとした。どうしていつも一緒にいるはずのグループの人はいっぺいちゃんを知らないのか。


そういえば、X君はカップ麺を持っていた。

そのカップ麺は四角い形をしていて、彼が手にしていたのは明らかにカップ焼きそばのフォルムのものだった。パッケージはお湯を入れるため剥がされ、無色だったが、狭いエレベーターには確実にあのカップ焼きそばの香りが漂っていた。
そう、X君は自分の名前ではなく、自分が持っていたカップ麺の名前を答えていたのだ。

その後、一平ちゃんこと:X君は集合には現れず、誰もそれを指摘しなかったので彼なしで写真撮影は行われた。


おそらくX君は吃音症か場面性緘黙症を患っているか、対人恐怖症かと思われるくらい人と接するのが苦手な人だった。

おまけに潔癖症も患っているのか、人と触れ合う事が苦手なようだった。
研修中、講師に人格否定をされまくった後、全員褒められるという洗脳プログラムで同期全員が洗脳を施してくれた講師に感謝と喜びを分かち合うためにハグや握手をする場面があったのだけれど、
「僕そういうのマジだめなんで、勘弁してください。」
と言って汗をダラダラ垂れ流し、人と接触するのを拒絶して目立っているような異質な存在だった。
それなのに写真撮影では忘れ去られていたのだ。

後日、X君の本名と普段周りから呼ばれるあだ名などを知ることになったが、そこに「一平ちゃん」の「い」の字も入っていなかった。


病気なのかそういう性質なのか、わからないけれど、名前を聞かれているのに、自分が食べるカップ麺の名前を答えてしまうX君はお茶目で可愛いと思った。

ただ、生きているのは辛そうに見えた。

いつかX君が自分の名前をちゃんと言えるようになりますように。


2018/06/16

 一周忌

母方の大叔母の一周忌のために先祖と今は大叔母も眠る墓地へ行った。
この墓地は少し田舎にあり、変質者が出ると生前大叔母が言っていた。

誰もいない墓地で大叔母が昼の3時頃、お墓の掃除をしていると
「裸を見せてくれませんか?」
と近寄って急に言ってきた男性が居たらしい。ちなみにその時、大叔母は既にヨボヨボのおばあさんだった。
怖くなった大叔母は叫んで何かされたら怖いと思い、機転を利かせ
「なあに言ってるんですか、ご冗談を」
と言って笑うと、
「そうですよね~笑」
と相手が言える雰囲気にして事なきを得たという。

今回お墓に訪れてみると、前回にはあったはずの灯篭が盗まれていて、ここは変質者だけでなく墓荒らしも出るみたいだった。

大叔母の兄である祖父は
「立派な灯篭だったのになあ」
と悔しそうだった。
私は盗まれた灯篭がどこへ行ったのか気になった。他人の墓から盗んだものが転売されて、それを知らずに買う人がいたら、不憫だなぁなんて。

11時からお坊さんが来て、お経を唱えるはずだけど、お坊さんはなかなか来なかった。

その日の墓地はお母さんが「にぎやかだね。」とか言ってしまうほど、人が多かった。

家族の墓参りをしている人、6月中旬とは思えない寒さの中、Tシャツ短パンでランニングをしている人、あとは周りをキョロキョロしながらウロウロしている障害者。
たくさんの人がいた。

死んだ後、人はどんな景色を見るのだろうか。
無の世界とか生前の行いによって天国や地獄に行けるとも聞くけれど、遺灰などが置かれる場所の風景しか見れないのは少し嫌だなと思った。

どうせ塵になるなら風に乗って漂いたい。

おわり

2018/06/10

けいぽっぷ

昔は自分と似た様な趣味の人たちと あれがいいとか これがいい とかよく話をしていた。
だけど今は本当に友人とか話をする人も全然周りにいなくって、アイドル、映画、音楽、その他いろいろな界隈のトレンドとかそう言ったものが全くわからない。
ただ自分で探して、見て、聞いて、読んでと言う感じ。そしてすごくいいって感じの作品を見つけても、誰かに共有することもないし、したいとも思わなくなった。

だけど、たまに誰かと共感したくなって、今は何が流行ってるのかネットで検索したり、twitterでよく話題にされてるヒト、コト、モノをよく調べたりしてみても、いまいち自分の中ではピンとこない。
能動的に探したものの、どれもこれもクソみたいで好きになることを強制されているような気分になった。

寂しさとか悲しいとか感じはしないけれど、あんまり楽しくはないかもしれない。
話の合う友達が最近は欲しい。

2018/03/18

今はお彼岸


今日は、引っ越し荷物を搬出した。そのあとは、先祖の墓参りに行った。
お線香をあげて、お墓にお水をかけてあげて、これから働くので見守ってくださいとお願いした。そのあとなんだか悶々として帰った。

というのも、お盆には先祖が帰ってくるっていうけれど、お彼岸には先祖は帰ってくるのだろうか。ってのが気になっちゃって。
帰ってきてたら嫌だなと思う。
そんなこと考えながらオナニーしました。


2018/02/21

人生は長すぎる

夢のない悲しい時代に生まれてしまったので、大きな野望というものを抱かない大人になってしまった。

小さな願望を一つ一つ潰してしまい、今はもうやることがない。

24年間生きてきて、辛いこともあったけど、ハッピーな人生だった。
セックスにドラッグ、それに身の燃えるような恋。
やりたいこと全部やりきった。憧れてたもの全部実現しちゃった。

人生は長すぎる。


2018/02/16

理想のセックス

コスプレ、SM、乱交 etc...色んなこと思い浮かべるかもしれないけど、理想をひとつには絞れない。

男性がおっぱいは大きいけど乳輪は小さめとか理想を語るように、私も男性のペニスはiPhone5sより長いほうが良いと思うし、本音を言えば最低iPhone6sくらいあるほうが好ましい。

それに主導権をたまには私に握らせてほしい。
正直言えば、勃起しながらこんなとこでセックスできないよって言ってほしい。

そんなこと言われたら余計したくなって濡れてしまうので、半ば無理やりにやらせてほしい。

最初はダメって言ってたのに、気持ちよくって、恍惚って感じの表情を見せて欲しい。

これはあくまでひとつの理想形。

2018/01/25

2018

大学最後の授業を終えて、あとは卒業を待つのみ・・・。
一応、絶対卒業できるはずだけど、何かの手違いでできないんじゃないかってビクビクしてる。

バイトもしてないし、遊ぶ友達も少ないのでほとんど家にずっといる。
こんなゆっくりとした生活を送れるのもあと僅かだと思うと悲しい。

いよいよ私の青春は終わる。

これからの人生に期待を込めて乾杯。